2020/02/29 01:56:43 updated

2.カットオフ・レゾナンス

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音づくり講座

2.カットオフ・レゾナンス

いわゆる、フィルターの設定をします。

ちなみにこのチャプターも、とりあえず実用的な音作りをめざす場合、
多くの場合省略可能。

プリセット音色を弾いてみて、

『もうちょっとこもった音にしたいなー』

とか、

『ちょっとキンキンしすぎてるかなー』

みたいなときは、
「カットオフ」あるいは、「フィルター」の値をいじってみてください。

実はそれで十分です。

以下は、やや技術的な、しくみな部分を説明していくのです。

フィルターというのは、前編でいってた、『倍音』に関係してることなんだけども、

前編で、無数のサイン波から音を作りましたが、
そこから今度は、サイン波を少しカットするんです。
それを、『フィルターをかける』という言葉で表します。

いわゆる、イコライザの一種?
ギターはどうかわかんないけど、キーボはそれを早い段階で絶対値を決めて、
音の性格を決定します。

もちろんあとから、エフェクター部で微調整するんですけど。

フィルターの種類は大きく分けて3種類。

1.ローパス・フィルター
low passつまり、ある周波数以上のサイン波をカットして、
低音部だけを音として出力するフィルターです。
カットすればするほど、暗い、ぼんやりとした音になります。
意外と知られてませんが、これは、
『単一サイン波の音に近づく』ことになります。

2.ハイパス・フィルター
ローパスの反対。低音をカットして、ある周波数以上のサイン波だけ出力。
軽い感じの、薄い音になります。

3.ローパス&ハイパスフィルター
合わせたやつです。
高音部と低音部をカットして、中音域のサイン波を出力します。
もともとの音色によりさまざまな効果が得られます。

このフィルターの種類を決めた後、境目となる周波数の値を入力します。
これを、『カットオフ設定』といいます。

『レゾナンス』てのはギターにはあるんですか?
わかんないけど、これはさっき設定した「こっから先の周波数はカットね!」
って決めた値の直前のサイン波たちの音量を上げます。

なんとも言えん結果になりますが、
ここの設定をミスると(あえてミスることもありますが)
とんでもない音になります。

うん。
ちなみにこのカットオフの値を演奏中に動的に動かすと、
いわゆるワウになります。